OUR HOPE復興への想い
福島復興の今を・・・
ふくしま復興サイクルシリーズ
2011年3月11日。あの日、あなたは何を感じましたか。
津波、原発事故という未曽有の複合災害によって、福島県民をはじめ、国民一人ひとりが深い悲しみに包まれ、厳しい現実と向き合いました。
サイクルスポーツを愛する私たちは、自転車というスポーツに地域振興と復興への活力があると信じています。
2013年以来、県内で数多くのサイクルロードレースを開催し10年目を迎えた節目の2023年、県内を縦断する「ツール・ド・ふくしま」が誕生しました。
沿岸部に新しく生まれた道でペダルを漕ぎ、避難が解除されたばかりの帰宅困難区域を駆け抜け、浜風を感じながら福島復興の今を感じてもらいたい。
そして、復興に向けて歩みを進める福島の現在の姿を国内外に発信してもらいたい。
私たちはそう願っています。
SERIESシリーズ紹介
震災復興の地を中心に、
福島県内で公道レース開催!
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第1戦
ツール・ド・かつらお
福島復興サイクルロードレースシリーズは、葛尾村で開催される公道ロードレースの「ツール・ド・かつらお」で幕開け。2011年の東日本大震災による原発事故の影響で、全村避難を余儀なくされた葛尾村。2016年に一部地域を除き避難が解除され、翌2017年に誕生したのが「ツール・ド・かつらお」。自然豊かな阿武隈山系に属する小さな山村で本格的な公道ロードレースを土日2日間にわたって開催する。
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第2戦
そうまエンデューロ
ふくしま復興サイクルシリーズの第2戦「そうまエンデューロ」は、太平洋に面した相馬市の松川浦で開催する。
震災によって美しい松林は流され、道路寸断の被害を受けた大洲松川ライン。震災から7年後に開通し、県内屈指のサイクリングルートとして注目されている。
この松川浦を舞台に恒例の100分エンデューロと、今年から新設するショートレース「アタック20」(20kmクリテリウムレース)を実施する。
朝一番で「アタック20」、午後から「100分エンデューロ」のスケジュールで行う。エンデューロレースは、片道5km、往復10kmのコースで行い、国内屈指の絶景のシーサイドを高速で駆け抜ける。ソロとペア種目を用意。
アタック20は、片道2km、往復4kmコースを5周回するクリテリウムスタイルのショートレース。
両種目ともポイントランキングの対象。同時エントリーによる割引もある。
いずれかの種目に参加で、シリーズ通した「スタンプカード」のスタンプも集めよう。5月31日(土)、絶景のシーサイドラインを仲間たちと一緒に駆け抜けよう。
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第1戦
そうまサイクリング
東日本大震災と原発事故により、関係する市町村は移住や立ち入りの制限が続き、人々の暮らしは大きく変化しました。
収束と発展…新しい環境づくりが進むふくしまの今、そして相馬・南相馬の今を、サイクリングを通して実際に見て、復興の進む現状を感じてください!
コースは、相馬松川浦を南北に通る、大洲松川ラインをはじめ、相馬エリアの自然の中を巡る距離70kmです。ふるまいにもご期待ください。
大会ページ
<お知らせ>
5月23日、参加者の皆様へ当日の参加案内書を個別にメールいたしました。エントリー時にご登録のメールのご確認をお願い致します。
メールの受信確認ができない場合は、お手数ですが、お早めに大会事務局までご連絡をお願いします。 -
第3戦
かわうち高塚高原ヒルクライム
今年もやってきました、坂だらけの村「川内村」を舞台に開催するヒルクライムレース&山岳系ロングライドイベント。
昨年誕生したこのイベントは、今年も坂バカ夫婦のハシケン&日向涼子がプロデュース!
坂バカによる坂バカのための坂が好きになるイベントです。
土曜は距離14km、標高差670mのヒルクライムレース「かわうち高塚高原ヒルクライム」、
日曜は81km/1900mUPと50km/1000mUPの山岳ロングライド「かわうち山岳ライド」を開催。昨年延べ200人を集め、「ちょうど良いキツさで初めてのヒルクライムで出し切れた!」「ヒルクライムの翌日は、みんなでワイワイ開放感に浸りながらの山岳ロングライドは最高だった」「かえるのコスプレをしたスタッフが盛り上げてくれた」などコメントをいただきました。今年2年目を迎えるヒルクライムレース&グランフォンド(ロングライド)。
阿武隈高地の最高峰(標高1192m)である大滝根山の東麓、山地に囲まれた自然豊かな村を満喫しよう。
大会ページ
Topic1
坂バカによる坂バカのためのヒルクライム(土曜)&山岳ロングライド(日曜)
Topic2
今年も坂バカ夫婦、ハシケン&日向涼子が大会をプロデュース
Topic3
表彰対象は8位まで!多くの人に入賞のチャンスあり!
Topic4
川内村の象徴「カエル」をモチーフにした衣装(手作りOK)で参加して盛り上げてくれたら、サイクルボトルプレゼント!
Topic5
今年もイベント後のふるまいを用意。お楽しみに!
Topic6
ヒルクライムの夜は参加者&ゲスト&スタッフでBBQ開催!
「かわうち高塚高原ヒルクライム」&「かわうち山岳ライド」のエントリー締め切りは6月9日まで! -
第2戦
かわうち山岳ライド
坂だらけの村、川内村で開催するロングライドイベント。
平坦基調のロングライドとは違い、里山を巡る起伏のあるコースが今大会の魅力。
グランフォンド未満、ロングライド以上の、ちょっと頑張ってチャレンジする「山岳ロングライド」として開催。
距離は81kmと47kmながら、それぞれ獲得標高は、1900mUP、1000mUPと、走りごたえは十分!
エイドステーションでは、いわなの塩焼き、お弁当(おにぎり&からあげetc)、地元ベーカリーなど、川内村のおもてなしを感じられる(いずれも昨年実績)。
前日の「かわうち高塚高原ヒルクライム(14km)」と合わせて1泊2日で川内村の坂道と自然と食を満喫しよう。
ヒルクライムレース翌日のロングライドほど開放感に浸れるイベントはない!
土曜の夜は、屋内施設もあるいわなの郷での参加者交流BBQも開催予定。*エイドの内容は昨年のもので、今年は変更になる可能性もあります。
エントリー締め切りは6月9日まで!
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第4戦
磐梯吾妻スカイライン・ヒルクライム
福島復興サイクルロードレースシリーズ2025の第4戦。
「磐梯吾妻スカイライン・ヒルクライム」は、日本を代表する絶景山岳道路を舞台に開催するヒルクライムレース。大火山帯の吾妻連峰にかかるスカイラインは、磐梯朝日国立公園にあり、荒涼とした風景が広がる浄土平はハイライト。まるでアメリカのアリゾナの大地を彷彿とさせることから”福島(日本)のアリゾナ”と呼ばれる。
大会は土曜と日曜の2日間、それぞれ県内屈指の温泉地で開催。土曜は高湯温泉からの距離14km、獲得標高800m。日曜は土湯温泉を舞台に距離27kmのロングコースで獲得標高は1100m。
大会ページ
ともにゴール地点は、標高1500m超の浄土平ビジターセンター前。
今大会は、男子エリートクラス、年代別クラス、女子クラス、小学生クラスの計8部門で実施。
温泉と絶景ヒルクライムを2日間満喫機しよう!
<ふくしま復興サイクルシリーズ2025のヒルクライムレース>
6月21日(土)「かわうち高塚高原ヒルクライム」(エントリー受付中)
7月5-6日(土日)「磐梯吾妻スカイラインヒルクライム」(エントリー受付中)
9月21日(日)「裏磐梯スカイバレーヒルクライム」
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第5戦
ツール・ド・ふくしま
東日本大震災から10年の節目の年に誕生したツール・ド・ふくしまは、市民レーサーたちが挑戦できる本格的な公道ロードレースだ。
福島浜通り地域等13市町村を舞台にした超広域レースでもあり、全国でも唯一無二の存在でもある。
初開催を目指した2023年大会は前日の災害の影響で無念の中止となったが、翌年その想いを乗せて初開催にこぎつけた。市民レーサーたちが復興の地を駆け抜ける姿は勇気をもたらし、新たな復興の風が吹いた特別な日になった。
2年目の今年は昨年から種目を刷新し、3つのコースで実施する。
◼️グランフォンドふくしま140(137km)
◼️メディオフォンドふくしま80(80km)
◼️ロードレースふくしま50(47km)
本大会は、2026年大会でのUCIグランフォンドシリーズ予選大会を目指して、グランフォンドのフォーマットに則り、今年はプレ大会として開催する。
今年の大会は、来年と同じコースで実施し、年代別カテゴリーの導入も決定。
▶︎2026シーズンは福島からニセコ世界選手権へ
2025年9月6-7日
ツール・ド・ふくしま(2026年に向けたプレ大会)
2026年6月13-14日
ツール・ド・ふくしま(UCI GF国内予選大会予定)
2026年8月26-30日
UCI GFワールドチャンピオンシップ(北海道ニセコ)
来年のUCIグランフォンドチャンピオンシップ(世界選手権)は、これまで国内唯一のグランフォンド予選大会として開催してきたニセコを舞台に8月末に開催される。
そして、ツール・ド・ふくしまは、来年のみ6月開催になり国内唯一の予選大会になる。日本選手にとって福島からニセコへの道が開かれ世界選手権への出場チャンスが広がる。その来年に向けて、今年はひと足先に来年と同じコースで力試しできるチャンスになる。
今年の大会に関して、自転車メディア各社の記事をご覧ください。
シクロワイアード、バイシクルクラブ、サイクルスポーツ
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第3戦
ツール・ド・ふくしまサイクリング
福島の今を見て感じる復興サイクリングイベント「ツール・ド・ふくしま2025」。
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2年目を迎える今大会、コースを刷新し、より魅力を増して生まれ変わる。
自然豊かな浜通りの海と山を駆け巡る「ふくしま復興ライド120」(123km)、シーサイドを中心に疾走する「浜海道ライド70」(71km)、さらにメイン会場の天神岬スポーツ公園のある楢葉町を巡る「ならはホープライド40」(42km)の3コース。さらに、あぶくま高地を舞台にした贅沢なグルメライドも誕生する。
いずれのコースも、エイドステーションでは山の幸、海の幸がふるまわれ、福島の食を堪能できる。
参加者は無料で入浴できる「天神岬温泉 しおかぜ荘」で汗を流し、ロングライドを走り切った達成感に浸れる。
「ツール・ド・ふくしま2025」は、サイクリング部門と市民ロードレース部門の併催。
9月6-7日の2日間、震災から14年目を迎えた福島の地を駆け抜ける特別な日になる。 -